Fran証券

 

 DWTI(4576)

 

第9回新株予約権

                未来からの留学生(エグゼクティブアナリスト)

 

 2017年2月8日。デ・ウエスタン・セラテピクス研究所は第9回新株予約権行使の完了に関するお知らせを開示。この日をもって2015年9月7日から始まった同社のエクイティファイナンスは25億円の資金調達という華々しい成功と共に幕を閉じた。

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 行使可能期間は割当日(2015年9月7日)の翌日以降2年間。よって期限は今年の9月8日に迫っていた。上記はその対象期間のチャートである。2016年5月と2017年2月に株価は上昇。まずは前者の経緯を見ていく。材料は以下の通り。

 

2016年03月22日

 緑内障・高眼圧症治療剤「WP-1303(H-1129)」の国内第I相臨床試験開始並びにマイルストーン受領のお知らせ 

2016年04月14日

 緑内障治療剤「H-1337」の米国等における戦略的オプション付基本契約書締結の件

2016年05月09日

 当社子会社(日本革新創薬株式会社)の同志社大学からの実施許諾を受ける契約締結 のお知らせ

 そして、この期間の予約権行使は以下の通り。

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 この時点で新株予約権総数34,000個の55.88%である19,000個の行使が完了していた。だが、それから8カ月間は好材料が一切ない。株価も同様一切動かない。この調整期間の仕上がりは目を見張るばかりだ。そして2017年2月にようやく残り半分を処理する上昇が起こる。その材料は以下の通り。

 

2017年02月02日

 緑内障治療剤「H-1129」の海外におけるオプションライセンス契約締結のお知らせ

 

 このたった1つの材料だけで2/8に高値765円を付けた。それに伴う予約権行使は以下の通り。

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 これをもって先の19,000個と合わせ34,000個の行使が完了し、幕を閉じた第9回新株予約権。だが、同社の株価は2/17日の材料を受けて再び上昇。稀にみる大相場入りの様相を呈してきている。節目は昨年4/19日の883円。どんなチャートを描くのか楽しみだ。

 

                              2017年2月23日

                             未来からの留学生

 *1*2*3*4*5

 

 

 

*1:本レポートは投資その他の助言を目的とするものではありません。投資は自己判断でお願いします。

*2:また、本レポートは大学生が趣味で行っているものです。正確を期すよう心掛けておりますが、内容に誤り等ございましたら、ご連絡ください。大学生という身の上、そのようなご意見、ご指摘は忌憚なく頂戴したいと考えております。

*3:当社及び、当社アナリストはDWTIに対し、一切の利害関係を有しておりません。

*4:当社、Fran証券は架空の会社であり、当社は上記の情報に基づいた判断に一切の責任を負いません。

*5:本レポートの著作権twitterアカウント”未来からの留学生”に属します。そのため、本資料および本資料で提供している情報は、”未来からの留学生”の同意なしに再版、転載、販売および再配布することを禁じます。

 

Fran証券

 

 

クイック(4318)

 

超優良銘柄ブレイクなるか

          未来からの留学生(エグゼクティブアナリスト)

 

 クイックは1980年にリクルートから独立した会社だ。求人広告を作っているらしい。そんな同社は2004年にJASDAQ上場してから2011年には黒字転換し、アベノミクス相場のけん引役と言っていいほどの上昇を見せ始め2015年でその株価は10倍を達した超優良銘柄である。

  • 業績ピカピカ

 著者自身、投資歴は1年半であるが、こんな優良企業を見たことがない。

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*1

  当期純利益が黒字転換した2011年からの平均売上高増加率は約14%、当期純利益は約36%。また、会社四季報の予想では今年度売上高増加率を約14%、当期純利益増加率を約18%としている。こんな美しい業績グラフを見たことがあるだろうか。

  • 恐るべき四半期EPS増減率

 

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*2*3

 2012年1Qから測定可能となった前年同期比四半期EPS増減率の平均は約34%。減少に転じたのは2016年1Qの僅か1回で約-3%。なんと美しいことだろう。次の決算は10月下旬。人材業界全般好調の追い風もあって大いに期待できる。

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*4*5

 9月30日大引け時点の同社株価は1061円。そこから前期実績PERを求めると17.31倍とでた。そこで過去の全決算発表月の前期実績PERを求めると17倍前後の月が3度あった。2014年度2Qと同年度4Q、また2016年度1Qである。そのうちの前者の2度が押し目だったことが上の図からわかる。

  • 節目目前の2Q決算

 節目は前回高値の1150円付近。おそらく良好地合いが続くき、決算期待で節目は容易に到達。そこに決算発表でどうなるか、といった展開だろう。アベノミクスをけん引した優良株だけに、 新たな相場全体の上昇基調を期待したい。

                              

                              2016年10月2日

                             未来からの留学生

 

 

 

 

*6*7*8*9*10

 

 

*1:百万単位

*2:百万単位

*3:EPS変化率=今期EPS/前年同四半期PES-1

*4:前年実績PER

*5:min:7.32,max:25.84,ave:15.47

*6:本レポートは投資その他の助言を目的とするものではありません。投資は自己判断でお願いします。

*7:また、本レポートは大学生が趣味で行っているものです。正確を期すよう心掛けておりますが、内容に誤り等ございましたら、ご連絡ください。大学生という身の上、そのようなご意見、ご指摘は忌憚なく頂戴したいと考えております。

*8:当社及び、当社アナリストはクイックに対し、一切の利害関係を有しておりません。

*9:当社、Fran証券は架空の会社であり、当社は上記の情報に基づいた判断に一切の責任を負いません。

*10:本レポートの著作権twitterアカウント”未来からの留学生”に属します。そのため、本資料および本資料で提供している情報は、”未来からの留学生”の同意なしに再版、転載、販売および再配布することを禁じます。

 

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中秋の名月

 

新手の戦略考案か?  未来からの留学生(エグゼクティブアナリスト)

 

 今夜は中秋の名月。ただ、なぜ満月ではないのだろう。そこに疑問を持った著者は中秋の名月とはいかなるを調べ、その中秋の名月に満月になる年は連続して満月になることを知った。そして、その期間の日経平均株価を見てみると驚くべき結果が導き出された。

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 いかがだろうか。過去にあった2002年~2005年と、2011年~2013年の中秋の名月に満月になった2期間のパフォーマンスは総じて大幅プラス。その値、2002年~2005年の期間では9090円から13200円で45.2%。また、2011年~2013年の期間では8372円から14873円で77.7%。と、驚くべきパフォーマンスだ。

  • Sell in May and go away.

          But remember come back in September???

 先のレポートでも引用した有名な相場格言。だがしかし、この投資戦略には当てはまらないのかもしれない。と、言うのも2003年と2005年の急上昇が起こったのは5月からだからだ。しかし、2012年11月からの上昇相場には当てはまっている。

  • 新手の投資戦略になりえるか

 著者はこの驚くべき結果を発見し、いち早く皆に伝えようと即席でこのレポートを記している。そのため、対象期間が2機関だけとお粗末だ。また、詳細な分析もできていない。このレポートでは新手の戦略として十分に検討の余地があることを伝えるにとどますが、日を追いこの分析に乗り出したい。

                             2016年9月16日 

                             未来からの留学生

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*1:本レポートは投資その他の助言を目的とするものではありません。投資は自己判断でお願いします。

*2:また、本レポートは大学生が趣味で行っているものです。正確を期すよう心掛けておりますが、内容に誤り等ございましたら、ご連絡ください。大学生という身の上、そのようなご意見、ご指摘は忌憚なく頂戴したいと考えております。

*3:当社及び、当社アナリストは日経平均に対し、一切の利害関係を有しておりません。

*4:当社、Fran証券は架空の会社であり、当社は上記の情報に基づいた判断に一切の責任を負いません。

*5:本レポートの著作権twitterアカウント”未来からの留学生”に属します。そのため、本資料および本資料で提供している情報は、”未来からの留学生”の文書による同意なしに再版、転載、販売および再配布することを禁じます。

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日経平均

 

三角持ち合い下離れか 未来からの留学生(エグゼクティブアナリスト)

 

 明日に控えたアメリカ重要指標を前に大きく下落する日経平均。さらには来週20日21日には日銀政策決定会合とFOMCが予定されている。と、市場にはイベントがつきものであるため、ここではそれに重点を置かず、日経平均をテクニカルの観点から眺めた時、日足に興味深いシグナルが見受けられたことを報告する。

  • 日足の三角持ち合い

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 6月下旬の節目からラインを引くとこのような三角持ち合いが形成された。さらに、9月9日からというものの、その三角形からこぼれ落ちるように、日経は下落。下離れと言えよう。このような三角持ち合いはエネルギーが溜まっていることを表すらしく、下にブレイクしたに日経の今後が心配される。

  • 週足のレンジ

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 さらに下落を匂わせる材料が週足のレンジだ。ここから見る14000円台まで下落しても、不思議ではない。

  • Sell in May and go away.

      But remember come back in September.

 この格言通り相場に戻ってきた著者。おそらく、著者以外にも戻ってきた投資家は多いのではないだろうか。だが、チャートにてこのようなシグナルが発せられている中、投資賢者はどういった対応を取るべきなのだろうか。投資家の力量が試される。

 

                             2016年9月15日 

                             未来からの留学生

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*1:本レポートは投資その他の助言を目的とするものではありません。投資は自己判断でお願いします。

*2:また、本レポートは大学生が趣味で行っているものです。正確を期すよう心掛けておりますが、内容に誤り等ございましたら、ご連絡ください。大学生という身の上、そのようなご意見、ご指摘は忌憚なく頂戴したいと考えております。

*3:当社及び、当社アナリストは日経平均に対し、一切の利害関係を有しておりません。

*4:当社、Fran証券は架空の会社であり、当社は上記の情報に基づいた判断に一切の責任を負いません。

*5:本レポートの著作権twitterアカウント”未来からの留学生”に属します。そのため、本資料および本資料で提供している情報は、”未来からの留学生”の文書による同意なしに再版、転載、販売および再配布することを禁じます

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エクストリーム(6033)

 

新高値なるか    未来からの留学生 (エグゼクティブアナリスト) 

                         

 

 エクストリームは2005年創業のソリューション事業とコンテンツプロパティ事業を行う会社である。上場は2014年12月。今年4月にはウェルネスを子会社化することを発表したことでソリューション事業強化が期待される。業績への反映は今年度3月だ。

 そんな同社の株価は今年の5月から動機づきはじめ、8月の下旬には抵抗ラインと思われる2000円の壁をクリアし、あらたな展開が期待されている。次なる目標は3700~3800円といったところだろうか。

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  • 需給動向

 ストペディアの大量保有報告書をみても、目立った機関投資家の保有報告はされていない。直近でも同社社長が54.11%保有していた株を2.42%売却したことが報告されているくらいだ。また、karauri.netにて空売り状況を見てみるも、昨年の11月に報告されたゴールドマンサックスの報告義務消失が最後であった。

  • 業績推移

 現在、William J.o'Neil著「オニールの成長株発掘法」を読んでいる著者はEPSが株式投資を行う上で、いかに重要であるのかを説かされている。そこで、同社の株価上昇にはEPSによる裏づけがあるのではないかと思い調べてみた。

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 *1*2

  17年度第1四半期のEPS変化率を示していないが、これは前年同四半期の16年第1四半期のEPSが-2.4だったために、計算不可能だったからだ。だが、17年度第1四半期のEPSは54.6と過去最高を記録しているため、その値は大幅な増加になる。また、それに伴うかのように、売上高がキレイな右肩上がりだ。

  •  今後の見通し

 このように同社の業績は美しいほどに成長している。また、EPSがマイナス値から過去最高をちょうど1年で記録していることも、高評価だ。よって、次の節目である3700~3800円には容易に到達するであろう。また、この記事編集時の同社株価は2420円だ。ここから3800円を目指すには約57%の上昇が必要だ。今後の同社動向に期待したい。 

                             2016年9月14日 

                             未来からの留学生

*3*4*5*6*7

 

 

*1:売上高単位:百万円

*2:EPS変化率=今期EPS/前年同四半期PES-1

*3:本レポートは投資その他の助言を目的とするものではありません。投資は自己判断でお願いします。

*4:また、本レポートは大学生が趣味で行っているものです。正確を期すよう心掛けておりますが、内容に誤り等ございましたら、ご連絡ください。大学生という身の上、そのようなご意見、ご指摘は忌憚なく頂戴したいと考えております。

*5:当社及び、当社アナリストはエクストリームに対し、一切の利害関係を有しておりません。

*6:当社、Fran証券は架空の会社であり、当社は上記の情報に基づいた判断に一切の責任を負いません。

*7:本レポートの著作権twitterアカウント”未来からの留学生”に属します。そのため、本資料および本資料で提供している情報は、”未来からの留学生”の文書による同意なしに再版、転載、販売および再配布することを禁じます