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エクストリーム(6033)

 

新高値なるか    未来からの留学生 (エグゼクティブアナリスト) 

                         

 

 エクストリームは2005年創業のソリューション事業とコンテンツプロパティ事業を行う会社である。上場は2014年12月。今年4月にはウェルネスを子会社化することを発表したことでソリューション事業強化が期待される。業績への反映は今年度3月だ。

 そんな同社の株価は今年の5月から動機づきはじめ、8月の下旬には抵抗ラインと思われる2000円の壁をクリアし、あらたな展開が期待されている。次なる目標は3700~3800円といったところだろうか。

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  • 需給動向

 ストペディアの大量保有報告書をみても、目立った機関投資家の保有報告はされていない。直近でも同社社長が54.11%保有していた株を2.42%売却したことが報告されているくらいだ。また、karauri.netにて空売り状況を見てみるも、昨年の11月に報告されたゴールドマンサックスの報告義務消失が最後であった。

  • 業績推移

 現在、William J.o'Neil著「オニールの成長株発掘法」を読んでいる著者はEPSが株式投資を行う上で、いかに重要であるのかを説かされている。そこで、同社の株価上昇にはEPSによる裏づけがあるのではないかと思い調べてみた。

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 *1*2

  17年度第1四半期のEPS変化率を示していないが、これは前年同四半期の16年第1四半期のEPSが-2.4だったために、計算不可能だったからだ。だが、17年度第1四半期のEPSは54.6と過去最高を記録しているため、その値は大幅な増加になる。また、それに伴うかのように、売上高がキレイな右肩上がりだ。

  •  今後の見通し

 このように同社の業績は美しいほどに成長している。また、EPSがマイナス値から過去最高をちょうど1年で記録していることも、高評価だ。よって、次の節目である3700~3800円には容易に到達するであろう。また、この記事編集時の同社株価は2420円だ。ここから3800円を目指すには約57%の上昇が必要だ。今後の同社動向に期待したい。 

                             2016年9月14日 

                             未来からの留学生

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*1:売上高単位:百万円

*2:EPS変化率=今期EPS/前年同四半期PES-1

*3:本レポートは投資その他の助言を目的とするものではありません。投資は自己判断でお願いします。

*4:また、本レポートは大学生が趣味で行っているものです。正確を期すよう心掛けておりますが、内容に誤り等ございましたら、ご連絡ください。大学生という身の上、そのようなご意見、ご指摘は忌憚なく頂戴したいと考えております。

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