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クイック(4318)

 

超優良銘柄ブレイクなるか

          未来からの留学生(エグゼクティブアナリスト)

 

 クイックは1980年にリクルートから独立した会社だ。求人広告を作っているらしい。そんな同社は2004年にJASDAQ上場してから2011年には黒字転換し、アベノミクス相場のけん引役と言っていいほどの上昇を見せ始め2015年でその株価は10倍を達した超優良銘柄である。

  • 業績ピカピカ

 著者自身、投資歴は1年半であるが、こんな優良企業を見たことがない。

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*1

  当期純利益が黒字転換した2011年からの平均売上高増加率は約14%、当期純利益は約36%。また、会社四季報の予想では今年度売上高増加率を約14%、当期純利益増加率を約18%としている。こんな美しい業績グラフを見たことがあるだろうか。

  • 恐るべき四半期EPS増減率

 

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*2*3

 2012年1Qから測定可能となった前年同期比四半期EPS増減率の平均は約34%。減少に転じたのは2016年1Qの僅か1回で約-3%。なんと美しいことだろう。次の決算は10月下旬。人材業界全般好調の追い風もあって大いに期待できる。

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*4*5

 9月30日大引け時点の同社株価は1061円。そこから前期実績PERを求めると17.31倍とでた。そこで過去の全決算発表月の前期実績PERを求めると17倍前後の月が3度あった。2014年度2Qと同年度4Q、また2016年度1Qである。そのうちの前者の2度が押し目だったことが上の図からわかる。

  • 節目目前の2Q決算

 節目は前回高値の1150円付近。おそらく良好地合いが続くき、決算期待で節目は容易に到達。そこに決算発表でどうなるか、といった展開だろう。アベノミクスをけん引した優良株だけに、 新たな相場全体の上昇基調を期待したい。

                              

                              2016年10月2日

                             未来からの留学生

 

 

 

 

*6*7*8*9*10

 

 

*1:百万単位

*2:百万単位

*3:EPS変化率=今期EPS/前年同四半期PES-1

*4:前年実績PER

*5:min:7.32,max:25.84,ave:15.47

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